余計な事の話。
『観賞用の花はたいてい、人間が生きていくうえでは必要不可欠なものじゃないかもしれない。でも、その“なくてもいい”ものを見て、私たちは笑みを浮かべ、目を見張り、心を動かされる。世の中に、いろんな花があることだって、言ってしまえば無駄なのかも。だけど、そういう、なくてもいいものがあるからこそ、この世界は素敵なんだ、と心の底から思う。』……と、とある雑誌に書いてあったのを思い出す。言ってしまえば余計な事。でも、そんなものたちに囲まれて、支えられて、日々生きているのだなと思うと、自分の存在も、まあどこかで誰かの余計な事として、少しは役に立っている事もあるかもしれないな、なんて。ちょっと元気のない日々に、光がさしたような気がした。春、ですね。